現在、小倉ー新大阪の最安チケットは「トクトクこだま・ひかり」となっています。
- 小倉ー新大阪:7,900円
現時点で、博多・小倉〜関西の新幹線の最安です。
前日まで予約可・指定席・ひかりも乗車可です!詳しくはこちら。
基本的に、小倉から新大阪を往復する場合の新幹線料金は、片道料金の2倍になるのですが、往復する場合は「新幹線パック」などの格安の旅行商品などが利用できるので選択肢は広がります。
条件によって格安の方法は異なるので、ここでは以下の3つのケースに分けて解説しています。
- 往復で宿泊する場合
- 往復または片道で「こだま」利用の場合
※新幹線チケットのみで宿泊なし - 往復または片道で「のぞみ」利用の場合
※新幹線チケットのみで宿泊なし
好きなところからお読みいただけます。
博多ー新大阪の新幹線料金の詳細はこちらでまとめています。
関連ページ:【福岡•博多駅から新大阪駅8,400円〜】新幹線の格安チケット料金
目次
【小倉から新大阪】新幹線の格安料金リスト(片道・往復)
まず、小倉ー新大阪の新幹線料金の一覧表をみておきましょう。
小倉ー新大阪の新幹線料金(片道)
料金を安い順に並べるとこうなります。
- 7,900円 ー トクトクこだま・ひかり
- 8,100円 ー バリ得こだま
8,660円 ー こだまスーパー早特きっぷ
※販売終了- 11,690円 ー スーパー早特きっぷ
- 12,610円 ー エクスプレス予約(EX予約)
- 12,610円 ー eきっぷ
- 12,610円 ー e特急券
- 12,770円 ー EX早特7(土休日)
- 13,140円 ー EX早特7(平日)
13,520円 ー 指定席回数券(=金券ショップ)
※※販売終了- 13,870円 ー 自由席(スマートEX)
- 13,870円 ー 自由席
- 14,020円 ー エクスプレス予約(EX予約)・eきっぷ・e特急券
※さくら・ひかり・こだま(指定席) - 14,200円 ー さくら・ひかり・こだま(スマートEX)
- 14,400円 ー さくら・ひかり・こだま(指定席)
- 14,760円 ー エクスプレス予約(EX予約)・eきっぷ・e特急券
※さくら・ひかり・こだま(指定席) - 14,940円 ー のぞみ・みずほ(スマートEX)
- 15,140円 ー のぞみ・みずほ(指定席)
安さ最優先なら「トクトクこだま・ひかり」がいいでしょう。こだま(ひかり)の格安チケットです。
バリ得こだまも同レベルに格安です。両者は販売元が違うだけで同じチケットです。
「トクトクこだま・ひかり」の詳細は以下にまとめられています。
関連ページ:【格安新幹線】JTB「とくとくこだま・ひかり」は安い?
関連ページ:バリ得こだまは本当にお得?トクトクこだまと料金を徹底比較してみた!
小倉ー新大阪の新幹線料金(往復)
次に往復の場合です。小倉ー新大阪間は往復割引が適用されません。往復料金は単純に片道の2倍になります。
また、宿泊有りの往復なら「新幹線パック」も利用できます。
- 15,800円 ー トクトクこだま・ひかり
- 16,200円 ー バリ得こだま・ひかり
17,320円 ー こだまスーパー早特きっぷ
※販売終了- 19,000円 ー 新幹線パック
※1泊宿代込み - 23,380円 ー スーパー早特きっぷ
- 25,540円 ー EX早特7(土休日)
- 26,280円 ー EX早特7(平日)
27,040円 ー 指定席回数券(=金券ショップ)
※販売終了- 27,740円 ー 自由席(スマートEX)
- 27,740円 ー 自由席
- 28,040円 ー エクスプレス予約(EX予約)・eきっぷ・e特急券
※さくら・ひかり・こだま(指定席) - 28,400円 ー さくら・ひかり・こだま(スマートEX)
- 28,800円 ー さくら・ひかり・こだま(指定席)
- 29,520円 ー エクスプレス予約(EX予約)・eきっぷ・e特急券
※のぞみ・みずほ(指定席) - 29,040円 ー のぞみ・みずほ(スマートEX)
- 29,440円 ー のぞみ・みずほ(指定席)
往復でも、最安は「トクトクこだま・ひかり」です。往復で予約するとさらに片道100円安くなります。
宿泊有りの旅程なら「新幹線パック」がトータルで最も格安になるので、おすすめです。
小倉ー大阪の往復宿泊旅行なら「新幹線パック」が最強!
宿泊してゆっくり観光したいなら、「新幹線パック」が格安でお得です。
「新幹線パック」で小倉ー大阪が19,000円〜(往復+宿)
新幹線パックは、 以下の2つがセットになった旅行商品です。
- 新幹線往復チケット(小倉ー新大阪)
- 宿(ホテル、旅館)
新幹線往復チケットとホテル宿泊がセットで、特別割引料金になります。小倉〜大阪なら19,000円〜。
新幹線とホテルを別々に予約するより断然お得です。
料金は常に変動しているので、最新の料金は以下よりご確認下さい。
新幹線パックがいかにお得か
上の料金表でもっとも安い「トクトクこだま・ひかり」に、宿泊代(一泊7,000円)を加算して新幹線パックと料金を比較すると、こうなります。
- トクトクこだま:22,800円
- 新幹線パック :19,000円〜
新幹線パックがお得なのがよくわかります。
新幹線パックの特徴・メリットは下記の通りです。
- 「新幹線往復+ホテル」セットで格安料金
- のぞみ、さくら、こだまを選べる
- ホテルのグレードを選べる
- 前日まで予約可(平日は当日6時間前まで)
- 1人予約だと割高になる
福岡・小倉ー大阪の新幹線パックの詳細はこちらにまとめています。
関連ページ:《往復19,000円〜》大阪ー福岡(博多•小倉)の新幹線パックが超お得!
【小倉から新大阪】新幹線「こだま」を利用する場合(片道・往復)
新幹線のみ利用する場合は、こだま(またはひかり)乗車限定の格安チケットがお得です。
小倉ー新大阪の「こだま」格安チケット
小倉ー新大阪間のこだまの格安チケットは、実はたくさんあります。
まず、JRが販売している「こだまスーパー早特きっぷ」があります。料金は、小倉ー新大阪が8,660円。
※こだまスーパー早特きっぷは販売終了しました。
他にもいくつかこだま格安チケットがあります。
- きままにこだま(近畿日本ツーリスト)
- こだまっぷ・ひかりっぷ(南海国際旅行)
- ひかり・こだまでGOGO(JTB)
- まる得こだま・ひかり(阪急交通社)
- バリ得こだま・ひかり(日本旅行)
- トクトクこだま・ひかり(JTB)
料金はどれも小倉ー新大阪8,000円前後。これらは、旅行会社が販売しているいわゆる「旅行商品」で、JRの窓口、券売機では購入できません。
この中でも最もおすすめは、上でも紹介したJTBの「トクトクこだま・ひかり」です。他でキャンペーンが行われていなければ、これが最安です。ひかりも利用できます。
JTBは大手旅行代理店で安心感もあり一年中安定して安く、人気が高いです。
「トクトクこだま・ひかり」の詳細は以下にまとめられています。
関連ページ:【格安新幹線】JTB「とくとくこだま・ひかり」は安い?
デメリット:時間がかかる。小倉から新大阪が4時間半〜
こだま(またはひかり)を利用するなら、時間がかかるのを許容する必要があります。
こだま乗車なら小倉〜新大阪は4時間半〜5時間弱です。のぞみの倍近く時間がかかります。
- のぞみ・みずほ:約2時間15分
- さくら:約2時間20分
- ひかり:2時間20分〜3時間15分
- こだま:4時間半〜5時間弱
これが許容範囲なら格安チケットを利用してもいいでしょう。
ただし、こだま格安チケットは「ひかり」も選択可能なので、ひかりを利用すれば時間短縮も可能です。
格安チケットの予約は前日〜14日前までに
こだま格安チケットは当日購入はできません。前もってネットから予約しておきます。
各チケットの予約期限は、以下の通りです。
予約期限 | |
---|---|
こだまスーパー早特きっぷ | 14日前まで |
きままにこだま | 8日前まで |
こだまっぷ・ひかりっぷ | 4日前まで |
ひかり・こだまでGOGO | 7日前まで |
まる得こだま・ひかり | 8日前まで |
バリ得こだま・ひかり | 前日まで |
トクトクこだま・ひかり | 前日まで |
格安新幹線キャンペーン情報!小倉ー新大阪 5,000円もある!?
上にあげた、こだまの格安チケットは年に何度かキャンペーンが行われ、さらに格安になります。
過去の最安値では、小倉ー新大阪が5,000円台になったこともあります。
「小倉ー新大阪 5,000円」キャンペーンの詳細はこちらでまとめています。
関連ページ:福岡・小倉 ー 新大阪 を5000円でいく方法
【小倉から新大阪】新幹線「のぞみ」を利用する場合(片道・往復)
次に、のぞみを利用する場合です。
のぞみ利用なら最安は「スーパー早特きっぷ」で、以下の順に続きます。
- スーパー早特きっぷ
- エクスプレス予約(EX予約)
- eきっぷ・e特急券
- EX早特
- 回数券(=金券ショップ)
- 自由席
- のぞみ(スマートEX)
- のぞみ(普通車指定席)
1つずつ解説していきましょう。
スーパー早特きっぷ|11,690円/往復23,380円
スーパー早特きっぷはJR西日本が販売する早割きっぷです。山陽・九州新幹線を格安で利用できる貴重なチケットです。早割なので14日前までの購入が必須です。
最大のメリットは、のぞみ・みずほに格安で乗れることです。安さ(こだま)より時間を優先する人は、スーパー早特きっぷを利用するといいでしょう。
- 小倉ー新大阪:11,690円
エクスプレス予約(EX予約)|14,020円/往復28,040円
エクスプレス予約(EX予約)サービスはJRの有料会員サービスです。登録が必要です。年会費は1,100円。
エクスプレス予約を利用すると通常料金から約1割引きになります。
エクスプレス予約(EX予約)のメリットは下記の通り。
- 直前予約でも割引率が大きい
- のぞみに安く乗れる
- お盆・年末年始・GWもおトクな会員価格
回数券よりも安くなるので、頻繁に新幹線を利用する人は有料会員になる価値はあります。
- 小倉ー新大阪:14,020円
eきっぷ|14,020円/往復28,040円
eきっぷは、JR西日本のオンライン予約サイト「e5489」から購入できるチケットで、新幹線をはじめとした特急券が割引価格になります。
e5489を利用するにはJ-WEST会員登録が必要になります。無料なので、頻繁に新幹線を利用する人は登録しておくと便利です。
- 小倉ー新大阪:12,610円
e特急券|14,020円/往復28,040円
e特急券は、エクスプレス予約限定で購入できるチケットで、新幹線特急券が割引価格になります。スマートEXでは購入できません。
e特急券は往復割引などと組み合わせ可能で新幹線料金を安くできますが、同じ会員限定サービスなら「EX予約」や「EX早特21ワイド」の方が割引率も高いですし、ペーパーレスで使いかっても優れているので、こちらを利用することをおすすめします。
- 小倉ー新大阪:12,610円
EX早特7|12,770円/往復25,540円〜
EX早特は、EXサービス(エクスプレス予約、スマートEX)の会員になると利用できる早特きっぷです。
早特なので3日前までの購入が必須ですが、スマホアプリ「EXアプリ」などからも簡単に予約・変更できるので、比較的使いやすいきっぷです。
EX早特は、平日と休日では料金が違います。休日利用の方が割引率も高いです。
- 小倉ー新大阪:12,770円(土休日)
- 小倉ー新大阪:13,140円(平日)
回数券(=金券ショップ)|13,520円/往復27,040円
※小倉ー新大阪の回数券は廃止となりました。
格安チケットといえば、金券ショップが真っ先に思い浮かびますが、思っているほどお得ではありません。
金券ショップで売っているのは回数券のバラ売りですので、割引率は約3〜5%程度。また、新幹線の回数券が設定されていない区間もありますし、お盆・年末年始・GWは使用できません。
しかし、当日手軽に割引を受けられる回数券はやはり人気です。団体旅行する場合や特定区間の新幹線を頻繁に利用する人は購入しておいてもいいでしょう。
新幹線の回数券は、短距離区間なら自由席、中長距離区間なら指定席に設定されています。
往復の場合は、2枚使います。往復割引はありません。
- 小倉ー新大阪:13,520円
自由席|13,870円/往復27,740円
最もお手軽で新幹線を安くする方法は、「自由席に座る」ことです。
誰でもできますし、当日でもできますし、ネット予約も事前予約も要りません。自由席を選ぶだけで数百円安くなります。のぞみの自由席に座れば時間も短縮できます。
始発駅から乗車する場合は、とにかく並べば必ず座れますからコスパの良い格安術です。
- 小倉ー新大阪:13,870円
のぞみ(スマートEX)|14,940円/29,880円
スマートEXはエクスプレス予約(EX予約)と同様、JRの会員サービスです。登録が必要ですが、年会費は無料です。
スマートEXを利用すると通常料金から200円割引きになります。
エクスプレス予約(EX予約)と比べると割引はあまり期待できませんが、登録しておくだけでメリットはたくさんあります。
- スマホで簡単に新幹線の予約ができる
- 早特商品が利用できる(EX早特、EX早特21ワイドなど)
- 何度でも無料で予約変更可
損することはありません。
- 小倉ー新大阪:14,940円
のぞみ(普通車指定席)|15,140円/30,280円
乗車当日に駅の窓口や券売機で切符を買うのは最終手段です。
あまり賢い方法ではありません。割引等は一切ありません正規料金です。
- 小倉ー新大阪:15,140円
【裏ワザ?】実は往復なら、「小倉ー新大阪」より「博多ー新大阪」の方が料金は安い!
最後に1つ、豆知識を。
よく福岡ー新大阪間の新幹線を利用する方は知っていると思いますが、小倉ー新大阪の往復料金は博多ー新大阪より高くなります。
小倉ー新大阪の往復は往復割引がきかない
その理由は、小倉ー新大阪の往復には往復割引が適用されないからです。
- 小倉ー新大阪:往復割引なし
- 博多ー新大阪:往復割引あり
一方、博多ー新大阪の往復には往復割引が適用されます。往復割引が適用されると乗車券が1割引になります。(特急券は割引になりません)
その結果、距離の長い博多ー新大阪の方が片道の料金は当然高いのですが、往復になると往復割引の効果で小倉ー新大阪の往復料金より安くなってしまいます。
両者の往復料金を比較してみます。以下の通り、安い方に印をつけました。
新大阪ー小倉 | 新大阪ー博多 | |
---|---|---|
のぞみ・みずほ | 30,280円 | 30,080円 |
eきっぷ、e特急券 (のぞみ・みずほ) |
29,520円 | 29,320円 |
EX予約 (のぞみ・みずほ) |
29,520円 | 29,320円 |
さくら・ひかり・こだま | 28,800円 | 28,600円 |
自由席 | 27,740円 | 27,540円 |
回数券 (金券ショップ) |
27,040円 | 27,040円 |
EX早特7 | 25,540円 | 25,540円 |
スーパー早特きっぷ | 23,380円 | 23,380円 |
こだまスーパー 早特きっぷ |
17,320円 | 17,320円 |
バリ得こだま・ひかり |
16,800円 | 17,200円 |
トクトクこだま・ひかり |
15,800円 | 17,200円 |
ご覧の通り、ほとんどのケースで新大阪ー博多の方が安いです。唯一、こだまを利用した場合だけ小倉ー新大阪が安いです。
また、回数券、EX早特7、スーパー早特きっぷなども新大阪ー博多も新大阪ー小倉も料金設定が同額というのも興味深いところです。確かに新幹線でたった15分の乗車時間の違いですからね。