新横浜〜新大阪間を新幹線で往復すると、通常料金は以下の通りになります。
- のぞみ ：28,780円
- ひかり・こだま：28,140円
往復2万9,000円弱は高いですよね。
幸い、往復の場合は片道より格安の選択肢は多いです。
ただ往復といっても、宿泊ありの往復、きっぷのみで往復、日帰り往復など様々で、条件によって格安にする方法は異なります。
横浜ー大阪の往復新幹線まとめ
- 横浜／大阪で宿泊するなら
「新幹線パック」が最も格安！往復27,400円〜（1泊宿代込み）
- 日帰りならのぞみ乗車可で格安
「日帰り新幹線」で往復23,000円〜
- こだまで往復でもOKなら最安
「ぷらっとこだま」「EXこだまファミリー早特3」で往復19,960円〜
以降で詳しく解説していきましょう。
どうにか安くしたいけど、どうすれば新横浜ー新大阪の往復料金を安くできるか？回数券がいいの？早割はある？往復割引は使える？他にもっと安いチケットはないの？
こういった疑問に回答していきます！
新横浜ー新大阪の新幹線の格安チケット情報はこちらで詳しくまとめています。
関連ページ：新横浜ー新大阪を格安チケット・早割で新幹線を安く買う方法！半額は可能？
目次
新横浜ー新大阪の新幹線料金（往復の場合）
まずは、新横浜ー新大阪の往復の新幹線料金を一覧にまとめておきます。
新横浜から新大阪（下り）、新大阪から新横浜（上り）どちらも同じ料金です。
（新横浜から新大阪・新大阪から新横浜）往復の新幹線料金
安い順に並べると以下の通り。
※往復割引は適用されません
| 新横浜ー新大阪 | 片道 | 往復 |
|---|---|---|
| 新幹線パック | 27,400円〜 ※1泊宿代込 |
|
| EXこだま ファミリー早特3 |
9,980円 | 19,960円 |
| ぷらっとこだま | 10,960円 | 21,920円 |
| 日帰り新幹線 | 23,000円〜 | |
| EX早特28ワイド | 11,900円 | 23,800円 |
| EX早特21ワイド | 12,030円 | 24,060円 |
| EXのぞみ ファミリー早特3 |
12,230円 | 24,460円 |
| 自由席 自由席（スマートEX） |
13,540円 | 27,080円 |
| EX予約・e特急券 （ひかり・こだま） |
13,580円 | 26,580円 |
| ひかり・こだま （スマートEX） |
13,870円 | 27,740円 |
| EX予約・e特急券 （のぞみ） |
13,900円 | 26,980円 |
| ひかり・こだま | 14,070円 | 28,140円 |
| のぞみ（スマートEX） | 14,190円 | 28,380円 |
| のぞみ | 14,390円 | 28,780円 |
往復する場合は、行きと帰りをセットで、宿泊するなら宿もセットで予約すると割引率はより高くなります。日帰りなら「日帰り新幹線」、宿泊なら新幹線パックを利用するとお得です。
こだまでもOKという人は、こだまの格安チケットを利用してもよいでしょう。
新横浜ー新大阪は往復割引がない？
新幹線で往復というとJRの往復割引が使える！と思う人も多いでしょう。新横浜ー新大阪の往復割引はどうでしょうか？
JRの往復割引は、その区間の片道の営業キロが601km以上の場合に適用される、というルールがあります。
新横浜ー新大阪間は600km未満なので、残念ながら往復割引がききません。
JRの往復割引はありませんが、旅行代理店から販売されている旅行商品を使えば、新幹線を往復で予約することによって割引率の高い「往復割引」を受けることができます。
JR往復割引より格安「新幹線パック」【新横浜ー新大阪：往復27,400円〜】
横浜ー大阪を新幹線で往復する場合、第一の選択肢は「新幹線パック」です。
新幹線＋宿セットで大阪〜横浜の新幹線料金(往復)が激安に
新幹線パックは 以下の2つがセットになった旅行商品です。
- 新幹線往復チケット（新横浜ー新大阪）
- ホテル宿泊
新幹線パックを利用すると、横浜ー大阪の新幹線は往復で27,400円〜になります。
のぞみ指定席の通常料金が28,780円ですから、「新幹線パック」は1,300円程度安いです。しかも「新幹線パック」は宿代込の料金です。
新幹線パック（大阪ー横浜）のメリット
宿と新幹線きっぷがセットになることで、料金が大幅割引になるのが最大の魅力です。新幹線チケットとホテルを別々に予約するよりはるかに格安です。
新幹線パックの特長はこんな感じです。
- 「新幹線きっぷ＋ホテル」セットで特別割引料金
- 直前（前日）まで予約可
- 新幹線の時間が自由に選べる
- のぞみ・ひかり・こだま等を選べる
- グリーン車も選択できる（料金は割増）
- ホテルのグレード（格安〜高級）を選べる
料金は時期によって変動しますので、最新料金は公式サイトでチェックしてください。
「新幹線パック」がいかに安いか？往復割引料金を比較！
「新幹線パック」がどれほどお得か？
新幹線パックとその他の乗車手段の料金を一覧表にして比較してみました。（宿代：1泊9,000円と仮定して加算）
| 新横浜ー新大阪 | 往復 | 往復＋1泊 |
|---|---|---|
| 新幹線パック | 27,400円〜 | |
| EXこだま ファミリー早特3 |
19,960円 | 28,960円 |
| ぷらっとこだま | 21,920円 | 30,920円 |
| EX早特28ワイド | 23,800円 | 32,800円 |
| EX早特21ワイド | 24,060円 | 33,060円 |
| EXのぞみ ファミリー早特3 |
24,460円 | 33,460円 |
| 自由席 | 27,080円 | 36,080円 |
| EX予約 | 27,160円〜 | 36,160円〜 |
| ひかり・こだま | 28,140円 | 37,140円 |
| のぞみ | 28,780円 | 37,780円 |
ご覧の通り、新幹線パックが断然格安であることがわかります。
いわゆる格安チケット「EXこだまファミリー早特」や「ぷらっとこだま」と比べても断然格安です。
【日帰り】新横浜ー新大阪の格安新幹線：往復23,000円〜
次に、新幹線の日帰りで横浜ー大阪を往復する場合です。
横浜ー大阪の日帰り往復なら「日帰り1day新幹線」が安い
横浜ー大阪の日帰りなら、JTBの「日帰り1day新幹線」が安くて便利です。旅行代理店から販売される旅行商品で、料金が格安になります。
日帰り1day新幹線のメリットは以下のような感じです。
- 横浜ー大阪の新幹線往復が格安
- 直前まで予約可（前日）
- 座席指定
- のぞみに乗車できる
- 一人でも利用可
日帰り1day新幹線の往復の新幹線料金はこのとおり。
- 横浜から大阪：往復23,000円〜
- 大阪から横浜：往復23,200円〜
横浜から大阪（下り）、大阪から横浜（上り）で料金が異なります。
日帰り1day新幹線はのぞみに乗車できるので時間的なメリットも大きいです。横浜ー大阪の日帰りなら一度日帰り1day新幹線をチェックしてみましょう。
日帰り1day新幹線で往復料金はどれくらいお得？
日帰り1day新幹線と他の早割チケットを利用した場合の料金比較は以下の通りです。
| 往復料金 （新横浜ー新大阪） |
|
|---|---|
| 日帰り1day新幹線 | 23,000円〜 |
| EXこだま ファミリー早特3 |
19,960円 |
| ぷらっとこだま | 21,920円 |
| EX早特28ワイド | 23,800円 |
ご覧の通り、料金的にはEXこだまファミリー早特が最も安いです。
しかし、EXこだまファミリー早特は会員限定の早割チケットで、2人以上利用で3日前までに予約が必要という制約もあります。
もちろん、乗車はこだま限定。乗車時間が長いので日帰りは向かないかもしれません。ぷらっとこだまも同じです。
一方、日帰り1day新幹線はのぞみ乗車も可能なので、コスパを考えるとイチオシの格安チケットといえます。
【新幹線きっぷ単体】格安はこだま！新横浜ー新大阪：往復19,960円〜
宿泊でもなく日帰りでもなく、単に新横浜ー新大阪を往復する新幹線チケットが欲しい場合もあるでしょう。
そういった場合、新幹線料金を最も安くする方法は、こだまを利用することです。
「ぷらっとこだま」｜新横浜ー新大阪 往復21,920円
「ぷらっとこだま」は人気の格安チケットで、聞いたことがある人も多いでしょう。
やはり料金の安さが魅力です。
- 新横浜 ー 新大阪：往復21,920円
「ぷらっとこだま」の特長・メリットは下記の通りです。
- 東海道新幹線のこだまが格安
- 指定席乗車
- 乗車便選択可
- こだま乗車＋1ドリンク付
- 前日まで購入可能（ネット予約限定）
- 片道／往復
- 上り／下り利用可
- 一人でも利用できる
新横浜ー新大阪のこだま格安チケットとして人気の高い格安チケットです。ただし、時間はかかります。新大阪ー新横浜は4時間程度。もちろん、ひかりにも乗車はできません。
関連ページ：ぷらっとこだま料金【2024料金表】往復・日帰りなら往復割引でより安く！
二人以上の利用なら「EXこだまファミリー早特3」往復19,960円
利用人数が二人以上なら、より格安なこだまチケットがあります。「EXこだまファミリー早特3」がおすすめです。
- 新横浜 ー 新大阪：往復19,960円
「EXこだまファミリー早特3」はJRの会員サービス「エクスプレス予約」または「スマートEX」で予約・購入できます。
「EXこだまファミリー早特3」は下記のような格安きっぷです。
- 横浜〜大阪の各区間の新幹線が格安
- こだま乗車
- 3日前まで購入可能（Web予約）
- 指定席乗車
- 片道／往復、上り／下り利用可
「EXこだまファミリー早特」は3日前までOK。突然予定が変わった場合も簡単に変更・キャンセルできます。使いやすい格安チケットです。
のぞみで新横浜ー新大阪の往復なら「EX早特28ワイド」
やっぱり時間がかかるから「のぞみ」がいい、という人は「EX早特28ワイド」がおすすめです。
のぞみ乗車で最も安い往復手段になります。「EX早特28ワイド」早特きっぷなので21日前までの予約が必要ですが、料金は格安です。
- 新横浜 ー 新大阪：往復23,800円
28日前までの予約が厳しいなら、21日前までの「EX早特28ワイド」もあります。
横浜ー大阪の往復を割引にするその他の格安術・安いきっぷ
ここまで紹介してきた方法のどれも利用できないという人もいるかもしれません。
そんなときは、以下の格安きっぷも検討してみてください。往復割引と併用できるものもあります。
EXのぞみファミリー早特3（往復割引なし）
- 新横浜 ー 新大阪：往復24,460円
EXのぞみファミリー早特は名称の通り、のぞみに乗車可能な早特きっぷです。早特なので3日前までの購入が必須ですが、のぞみ料金が格安です。
ただし、EXのぞみファミリー早特は以下の通り制限も多いチケットです。
- 3日前までに予約
- 2人以上の乗車
- 土休日の乗車限定
条件があえば、お得に旅行できます。
エクスプレス予約・EX予約（往復割引併用OK）
※EX予約は往復割引との併用も可能なきっぷですが、新横浜ー新大阪間では往復割引はききません。
- 新横浜 ー 新大阪：往復27,800円（のぞみ指定席）
- 新横浜 ー 新大阪：往復27,160円（ひかり・こだま指定席）
エクスプレス予約（EX予約）サービスはJRの有料会員サービスです。登録が必要です。年会費は1,100円。
エクスプレス予約を利用すると通常料金から約1割引きになります。
エクスプレス予約（EX予約）のメリットは下記の通り。
- 直前予約でも割引率が大きい
- のぞみに安く乗れる
- お盆・年末年始・GWもおトクな会員価格
回数券よりも安くなるので、頻繁に新幹線を利用する人は有料会員になる価値はあります。
e特急券（往復割引併用OK）
※e特急券は往復割引との併用も可能なきっぷですが、新横浜ー新大阪間では往復割引はききません。
- 新横浜 ー 新大阪：往復27,800円（のぞみ指定席）
- 新横浜 ー 新大阪：往復27,160円（ひかり・こだま指定席）
e特急券は、エクスプレス予約限定で購入できるチケットで、新幹線特急券が割引価格になります。スマートEXでは購入できません。
e特急券は往復割引などと組み合わせ可能で新幹線料金を安くできますが、同じ会員限定サービスなら「EX予約」や「EX早特21ワイド」の方が割引率も高いですし、ペーパーレスで使いかっても優れているので、こちらを利用することをおすすめします。
回数券・金券ショップ（往復割引なし）
※新横浜ー新大阪の回数券は廃止となりました。
- 新横浜 ー 新大阪：往復27,080円（指定席）
格安チケットといえば、金券ショップが真っ先に思い浮かびますが、思っているほどお得ではありません。
金券ショップで売っているのは回数券のバラ売りですので、割引率は約3〜5％程度。また、新幹線の回数券が設定されていない区間もありますし、お盆・年末年始・GWは使用できません。
しかし、当日手軽に割引を受けられる回数券はやはり人気です。団体旅行する場合や特定区間の新幹線を頻繁に利用する人は購入しておいてもいいでしょう。
新幹線の回数券は、短距離区間なら自由席、中長距離区間なら指定席に設定されています。
往復の場合は、2枚使います。往復割引はありません。
スマートEX（往復割引併用OK）
※スマートEXは往復割引との併用も可能なきっぷですが、新横浜ー新大阪間では往復割引はききません。
スマートEXはJRの無料会員サービスです。登録が必要です。
スマートEXを利用すると通常料金から200円引きになります。
わずか200円ですが、スマートEXは登録させしておけば、区間によっては早割のEX早特21ワイドなども利用できるので損することはありません。登録無料です。
EXアプリというスマホアプリをインストールしておけば、いつでもどこでも簡単に新幹線の予約ができます。新幹線によく乗る人は必須です。
学割＋往復割引併用可
※学割は往復割引との併用も可能なきっぷですが、新横浜ー新大阪間では往復割引はききません。
JR指定の中学・高校・大学や専修・各種学校の学生なら学割が利用できます。
営業キロ数が101キロ以上の区間の乗車券が2割引になります。特急券は割引になりません。
往復で宿泊する場合などは、新幹線パックの方がお得になる可能性が高いです。
障害者割引＋往復割引併用不可
※障害者割引は往復割引との併用はできません。
身体障がい者および知的障がい者は乗車券が半額になります。特急券は割引になりません。
身体障害者手帳または療育手帳の記載が「第2種」の場合は本人のみ、「第1種」の場合は同伴の介護者も割引になります。往復割引は併用不可。乗り継ぎ割引とは併用できるので該当する人は利用しない手はないです。
ただし、往復で宿泊する場合などは、新幹線パックの方がお得になる可能性が高いです。
往復で宿泊する場合などは、新幹線パックの方がお得になる可能性が高いです。
